過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」ゆみ「少しは見えてきたかな?」【安価】
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◆uyhWeNAxHY
[saga]
2014/10/26(日) 19:08:39.91 ID:bYOC4y1ro
手慣れた感触のスライドドアを潜り奥に座る
朝もそれなりに早い時刻、我ら鶴賀麻雀部の面々は
清澄高校の全国二回戦の応援をすべく
インターハイ会場へと向かっていた
昨夜も通ったのと同じ道を辿って
例年見物客で大賑わいとなる会場のある地区へと
ゆったりと向かっていく
蒲原先輩にしては珍しく低速運転なのは
単純に道が混んでいるからで
その理由というのも、今日の対戦校の中に
白糸台・千里山女子と並んで優勝候補と目されている
東東京代表、臨海女子の緒戦が行われるからだそうな
全四枠あるシード権の一角
世界中からかき集めたエリート留学生を擁し
毎年のように高い成績を収める強豪
世界的に見れば――
日本には元世界ランク2位の小鍛治健夜がいるが
ただそれはそうだ、というだけの話であって
全体のレベルはさほど高いとは言い難いのだろう
この辺りの話は俺も詳しくないので明言できないが
やはり中国や欧州に比べれば
どうにも見劣りしてしまうといった感じか
臨海女子の試合に人が集まる理由の一端はここにあるだろう
世界レベルの対局・打ち筋
それを生で見て、感じることができる機会なんてそうない
それこそ臨海女子そのもののように、留学生でも呼ばない限り
二回戦で清澄が勝ち抜けば、間違いなく当たる相手
もっと言えば、準決勝・決勝と連戦する可能性もある
彼女らが全国優勝を目指す上で
絶対に越えなければならない壁、だ
さて、そんな感じで咲の心配をしているうちに
目的地へと到着する
立体駐車場に車を収めてくるという
蒲原先輩に先んじて、俺たちは一塊になると
夏の日差しが照り付ける中、人混みを分けて会場へと入る
よくクーラーの利いて冷えた空気が身体を突き刺し
心地よい清涼感と共に、寒さを感じた肌が粟立つ
ゆみ「私はこの辺りで蒲原を待って、久達に会って来るとするよ」
関係者以外立ち入り禁止の標識の前で
加治木先輩は俺たちを振り返りそう言う
ゆみ「この人入りも殆どが臨海女子の試合が目当てだろうし」
ゆみ「観覧席が埋まって困ることはないだろう」
ふむ
ここで待って先輩らと共に
出陣する清澄の選手たちを見送るもよし
先に会場入りしてのんびりするもよし
一人抜け出して臨海の試合を見に行くってのも
まあ、選択肢としてないわけではないな
……ちょっと言い出しにくいんだけれども
ただ、そうするなら今のうちに動いとかないと
白糸台の試合を見に行った時の二の舞になる
1.待機する
2.会場に向かう(清澄)
3.会場に向かう(臨海)
4.ぶらぶらする
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