過去ログ - 【のんのんびより】 「ここに居てもいいんですか?……」
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7: ◆/MJGWzbgVw[saga]
2014/10/25(土) 07:45:18.08 ID:FtaVT9Nz0

「ほたるん何かあったん?」

「どうしたのよ蛍、お腹でも痛くなったの? 急に走って行くからビックリしちゃったわよ」

「いいえ……今、下で母に聞いて確認したんですけど、私の誕生日は15年でした……」

「でしょ〜、おかしいと思ったのよ」

「でも、どうして私は7年生まれだなんて思い込んでたんでしょう……」

「ほたるんはウッカリさんなんな」


 れんげの言葉に蛍は真っ赤になった顔を両手で覆い隠してしまう。


「そんな恥ずかしがる事ないわよ、勘違いなんて誰にだってあるんだから」

「そうそう、ウチなんてつい最近までこまちゃんの誕生日は平成20年だって勘違いしてたくらいだしさ」

「何だそれ! 私はれんげより年下なのか?! って言うかこまちゃんって言うな!」


 小鞠は夏海に対して怒りながらも、年長者の威厳を見せようと蛍の傍へと近づき頭を撫でた。


「とにかく、そんなに気にする事じゃないんだから、さっさと宿題を終わらせてみんなで楽しく遊びましょ」


 その後はゲームと言う褒美があるからなのかは分からないが、特に夏海がふざける事も無く順調に宿題を終える事が出来、皆は待ちに待った遊びの時間へと突入したのだった。


 夏海は早速新しいゲームを始め、れんげはグレートマンスナックの封を切りシールを取り出し、蛍と小鞠はファッション雑誌を一緒に見る事にした。


(このお洋服いいな〜……先輩が着たらきっと凄く可愛くなるんだろうな〜……そうだ、今度このお洋服バージョンのこまぐるみ作ろう〜っと……)


 蛍が色々な思惑を巡らせていると、不意に小鞠が話し掛けてきた。




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