過去ログ - 少女「君は爆弾に恋をした」
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24: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/26(日) 17:51:11.29 ID:nePH+j+AO
母「それじゃ彼女さんは爆弾娘って呼ばれてるの?」

男「転校してきて初日に『爆発する』って言い出してさ」

母「恥ずかしすぎて爆発しそうになることあるわね〜」

男「そうそう、それに……」

少女「恥ずかしい」

母「ごめんね、この子も子供の頃ね〜」

男「その話は止めてよ、母さん」


母「あ、もうこんな時間、送ってあげなさい」

男「ああ、行こうか」

少女「楽しかった、ありがとうお母さん」

母「あらやだ、もっとお母さんって呼ばれたい!」

男「はいはい」


母と彼女が親密なのは良いことだけど、色々バラされたら痛い

すぐにでも逃げよう

僕は彼女を送る

そして

また手を握った

胸はドキドキ、彼女の手は温かい

彼女もなんだか嬉しそうに見える

色々話したいこともあったけれど今はそれよりこうして何も話さずに彼女の手を感じていたい


少女「もう金木犀が香りだしたね」

男「本当だ……強い香りだけど好きだな」

少女「私も好きだ」

男「そう言えば言ってなかった」

少女「何を?」


男「好きだ」

少女「んっ」


我ながら変なタイミングだと思った

彼女の答えは……


少女「私も……好き」


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