過去ログ - 少女「君は爆弾に恋をした」
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9: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/25(土) 21:31:48.80 ID:Hlak1yFAO
そんなハズがない

自分のような万年遅刻ぎりぎりのチビな駄目男が、妖精のような彼女と付き合って良いはずがないんだ

いや、彼女が来てから遅刻は無くなったけど……


少女「男君が良ければ」


恥じらいもせず、彼女は言い放った

僕はそんな彼女たちの勢いに逆らえなかった


男「よ、良ければも何も……いいの?」

少女「男君が良ければ、別に恋愛は禁止されてない」

少女「と、言うか博士も推奨してくれた」

女友「博士?」

少女「お母さんの事だ」

女「あはは、出たね少女ちゃんジョーク」

少女「わはは」


友「ストップスト〜ップ!」

友「少女ちゃんと付き合う権利は全ての男子生徒に有るはず!」


友の宣言に教室中の男子と、何故か眼鏡の女子が賛同して、拍手が起こる


眼鏡「女子にもあるはずだ!」

友「いや、それはねーよ!」

女「そっか、私の彼女にしよっか」

男「待て待て……」


少女「私は男君がいい」


彼女の宣言に、一瞬クラスが真っ暗になったように見えた


その日は一日針の筵でしたよっ


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