過去ログ - 女勇者(5)「わたしにかったらけっこんしてやる!」
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54: ◆kltjFCOGEI[saga]
2014/10/29(水) 18:40:42.43 ID:675AIE5i0

観衆は突如現れた謎のデブなど眼中にないかのように騎士Aに声援を送っていた。

しかし騎士Aにとってはその声援すら雑音に感じられた。

騎士A「すまないが、ハンデをもらえないだろうか」

力士C「いいんじゃね?てか普通に喋れや」

騎士A「い、いや、だが私にも世間体というものが・・・」

力士C「デブにハンデ求めてる時点で世間体もクソもあるか」

騎士A「むぅ、だが、ぐぬぅ・・・わーったよ」

力士C「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!」

騎士A「うっせ、で、ハンデもらうぞ」

力士C「はよ」

騎士A「【魔法最強化・肉体強化】【魔法最強化・韋駄天】【魔法最強化・身体硬化】」

力士C「フルコースじゃないですかーやだー」

騎士A「ギリギリ、だな」

力士C「とりあえず魔法使いの皆さんに謝ってください」

騎士A「ごめんねー、魔法の、才能もあって」

力士C「さっさと始めっぞー騎士Aだいぶギリギリだし」

騎士A「まあな・・・武器は、こいつ、だ」

騎士Aは一本の剣を構えた、それは近づいただけで分かる程の神の加護を受けていた。

力士C(あーあ・・・)「俺はこれ」

そういって取り出したのは木刀。

両者が構えた瞬間から、空気が張りつめていくのが分かる。

観衆の誰かが、くしゃみをした

「ひぇっくしゅっ!」




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