過去ログ - 八幡「彼女の笑顔が頭から離れない」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/10/26(日) 22:10:10.40 ID:hHWWizvM0

「そうね。そこまで考えられているなら、私たちが手伝えそうにもないのだけれど…。その百合丘さんに想いを伝えたら?」

「告白は近いうちにするつもりです。今回依頼したいことっていうのは、デートプランを考えてほしいんですよ」

「デートプラン?」

「はい。正直、遊びに行くところってららぽーとくらいしか思いつかなくて。奉仕部に来たのはお二人の噂を聞いてたからってのもあって…」

「噂?」

二人の噂ってなんだろう。
由比ヶ浜をチラッと見てみると複雑そうな顔をしていた。
八方美人は大変ですね。っていうか僕はここでも仲間はずれなんですかねぇ…

「実は一年生の間で奉仕部って凄く人気があって、みんな部員が両方レベル高いって言ってるんですよ。そんな二人なら色々遊ぶ場所知ってるかなぁって思ってきたんですけど…」

「れ、れべっ!?えええーーーっ!!!!?」

由比ヶ浜が顔を真っ赤にして大きな声を出す。
雪ノ下はピクリとも動かない。
そうですよね、あなたは言われ慣れてますよね。

「そう。でもその点で言えば、私はあまり協力できそうにないわね。由比ヶ浜さんは?」

「ん?んんー…。まぁ遊びには行ってるけど、そういうのは…まだっていうか…」ボソボソ

藤沢は「そうなんすか…」と呟くと少し俯いた。
しかし意外だな。由比ヶ浜は割と御呼ばれされていると思ったのだが…。
それにこっちをチラチラ見るんじゃありません。迫真空手部でもあるまいし。


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