過去ログ - 魔法少女ダークストーカー
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11: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2014/10/28(火) 00:51:18.10 ID:+77XEKG6o
ディーティー「ハル!!」

女の子の方の名前はハルというらしい。ディーティーが止めようとするが、ハルの方は説明を続けてくれる

ハル「かいつまんで言うと…ディーティーは、異世界からさっきの魔物…ダークチェイサー達を追いかけて来たんです」

俺「キミはどっちの世界の子??」

ハル「私はこっちの世界の人間です」

良かった、それなら問題なく話が通じそうだ。

俺「それで、キミはディーティーに協力させられている…と」

ハル「はい…そんな所です」

俺「で…その、ダークチェイサーって言うのが人を襲うには何か条件があるのか?………ぶっちゃけ、俺また襲われるのか?」

ディーティー「ハルのような狩猟者を襲うならまだしも、特定の一般人を襲う条件は不明だね。再現性を見出すためにキミを助けたと思っても良いくらいだ」

狩猟者…それがこのタイプの魔法少女の名称か。と言うか、お前さっきは助けるなとか言ってなかったか? いや…それよりも

読みたくない言葉の裏が見えてくる。未だにって事は何回かあって、それらは再現性を確認できなかった…確認できていないではなく過去形

ついさっきも「たかが人間一人、今まで通り放っておけば良かったんだ」とか言ってたよな

つまり…恐らくは皆死んだって事だろう。

俺「ダメダメじゃねぇか…この無能マスコット。ってか、こんな娘に自分の尻拭いでそんな危ない事をやらせんなよ」

思わず呟いてしまった言葉にディーティーが押し黙る。落ち込んでいるというよりは、俺に対する敵意をどう処理するべきか悩んでいるようだ。


ハル「あの…それに関しては、私の力不足も原因なんです。私がもっと早く駆けつけていれば、貴方がこんな事には…」

対してハルはとても良い子のようだ。手が動けば、頭でも撫でていただろう

俺「いや、ハル…ちゃん?は、気にしなくて良い、キミが居なければ今頃俺は死んでただろうしね。命の恩人だ」

ハル「いえ…そんな。あと……ハル…で、良いです」

何とも奥ゆかしい良い子である。あっちのダメマスコット、略してダスコットとは大違いだ。


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