8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/27(月) 23:47:11.30 ID:ZLgDwNWAo
●そのあと
―――という夢を見た
なんてオチを期待していたんだが、現実は非常に非情なようだ。
まるで歯医者に神経を弄られている時みたいに全身から激痛が走り、否が応でもそれが現実だと主張してくる。
??「たかが人間一人、今まで通り放っておけば良かったんだ。なのに君はどうして…」
彼女「だって…彼は…彼だけは」
そして、耳に入って来る不穏な会話。何だこれ、どういう状況だ?
俺「…っ!!」
あ、ダメだ。声もまともに出せない。でもまぁ、こんな声でも俺の覚醒を知らしめる事くらいは出来たようだ
彼女「あ、目が覚めましたか!?無理に喋らないで、今少しだけ楽にしますから!」
??「なっ…ここに来てキミはまた!」
瞼の上からでも判るような暖かい光を感じ、眩しさに身を捩る俺
………と、そこで気付く
俺「あれ…?少しだけど痛みが…いや、それより俺、普通に喋れてる?」
完全にとは行かないまでも、大分薄らいでいく身体の痛み。恐る恐る目を開けると、そこには…
俺の部屋に、声の主…『ヤツ』を解体した女の子と、動物?ぬいぐるみ?何かのキャラクターかと思えるような存在が居た
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