過去ログ - ロールシャッハ「シンデレラガール?」
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11: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2014/10/27(月) 00:27:17.20 ID:0UVqtW8J0
『日誌 2×××年 ○月◆日 ロールシャッハ記

何処の街も歓楽街は変わらない、狂った獣がただ、貪りあう。
狂犬病はこの国では撲滅されているようだがそれは事実だろうか。
輝く立看板は噴霧器だ、正常と異常の判別を失わせる。

プロデューサーから手に入れた情報を手に、新たな情報を集める。
不鮮明な写真だが、ニューヨークよりは遙かに鮮明だ。

どうやらこの街でも俺の顔は知られるようになったらしい。
クズどもは道を空け、通行人は訝しげに俺を見つめる。

奴は慎重な相手のようだ。
俺の存在に気づいたからか、ここ数日はアナグマのようになりを潜めている。
プロデューサーはこのまま諦めてくれればというがそうはいくまい。
餌の味を覚えた獣がそう簡単に餌場を手放すとは思えないのだから。

幾度目かの訪問先でガキの鼻っ柱と引き換えに有力な情報を得た。
男のプロフィールは判明しなかったが、最近まで浮浪者を狩っていた連中の一人らしい。
彼らの溜まり場を当たる必要があるだろう。

厄介なのは標的が絞られていることだ。
その為にベビーシッターの真似事をしなければならないとはな…』

ちひろ「首尾はどうですか?」

ロールシャッハ「相手は尻尾を見せない。だが、同じ穴に巣食うクズどもからある程度の情報を得た」

ちひろ「そうですか、では、引き続きよろしくお願いしますね、あと、アイドルを監視するならもう少し穏便に」

ロールシャッハ「必要なことだ」

ちひろ「…はぁ。分かってますよ、Mr.ロールシャッハ。あなたはあなたのするべきことをするだけなんでしょう?」


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