23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/28(火) 21:34:52.64 ID:kzu5WY+C0
断固の、だ、の形で口が固まる。
軽く顎先に指を当てた朝倉の姿に。
さっきからなんなんだ、コイツは。
人があえて逸らした視線を、悉くその見ないようにしていた部分にピンポイントに誘導しおってからに。
流石宇宙謹製と賞賛したくなる整いすぎた指が、ピンク色で薄い艶やかな唇を指差すように添えられている。
少しだけ湿っているような質感、朝倉が喋る度に動く様はその柔らかさを示すようで、自分の喉が勝手に音を鳴らしやがったのが嫌でも分かる。
やめろ俺、想像するな。
朝倉「そこまで嫌がられると、あたしとしてもちょっぴり傷つくんだけど……」
ぶんかぶんかと頭を振り、要らぬ妄想を振り払う俺に、朝倉が一歩近付く。
違う、嫌だとかそういう問題じゃない、根本的な部分が間違っているんだ、朝倉よ。
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