3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:47:28.62 ID:YCJmHLXG0
「ねぇキョン君、キスして?」
「断る」
僅かなタイムラグすら置かずに自分の口から滑り出た否定に、俺は大きな満足感を得た。
脊髄反射の限界がどれ程の速さなのかを俺は知らない。それに関しては己の無知を恥じ入るばかりだが、きっとこの時の俺の返答はそれをも上回る速度だったのではないだろうかと思う。
ともあれ、人類が到達できる最高速度でもって自分がNOと言える日本人であることを証明できた俺は、空気というか時間というか、とにかくそんなものが止まってしまった文芸部室内に、マグネット製の角行の音をピシリ、と響かせた。
「古泉、お前の番だぞ」
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