過去ログ - 老勇者(60)「魔王城は目の前なんだが・・・、もう死にたい・・・」
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1:名もなき勇者
2014/10/28(火) 04:12:24.42 ID:4Bw13jt60
老勇者(60)「もう死にたい。魔王城が目の前だというのに敵がスライムすら出てこない・・・」


−時は45年前にさかのぼる−

王様「おお、新たなる選ばれしものよ、魔王を討伐して何としても世界に光を取り戻すのだ。先代勇者が四天王を討ち果

たし、魔王との壮絶な戦いの末敗れてしまった今、その一粒種であるお前に世界の命運がかかっているのだ。未だ13歳で

あるお前に世界の未来を託さねばならないのは心苦しいのだが・・・」

勇者「心配には及びません。父上の仇を見事に果たし、世界に平和をもたらして見せます。」

王様「実に頼もしい言葉だ。幸いなことに今魔王軍は表立った動きをしていない。今のうちに経験を積んで、鍛えてから

魔王城へ乗り込むのだ!お前には王家の剣と鎧兜を授けるので持って行きなさい。」

〜街〜

商人「いたた、やられてしまった」

勇者「どうしたのですか?」

商人「これは、勇者様、先ほど次の街へ商売へ行こうとしたら、スライムの群れに襲われまして、護衛もろともやられて

この有様です。兵士たちも出動してスライムから街道は守っているのですが、魔王から発せられる暗黒の魔翌力に雨などの

水が反応して、あとからあとから湧いてくるのでとても敵わないのです。勇者様ほど強ければどうにでもなるのでしょう

が・・・」

勇者「それは大変ですね。この間の雨でもスライムが大量発生したと聞きますし、商売も大事ですがあまり無理をなさら

ないように。私は次の町へ行きますので」

商人「お気をつけて。餞別代りの薬草です。」

勇者「ありがとう。一刻も早く魔王を倒して魔物のいない世界にして見せます。」


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2:名もなき勇者[sage]
2014/10/28(火) 04:14:05.54 ID:4Bw13jt60
操作間違って再アップしてしまいました。
華麗にスルーしてください。すみません。


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/28(火) 09:42:21.11 ID:gDLmJFSp0
俺のスルースキルなめんな!


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