過去ログ - 【神撃のバハムート】セレス「これでやっと……両親に会いに行けますわ」
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29:《勝利!》[saga]
2014/10/28(火) 23:28:34.70 ID:KO+pRoxJ0
セレス「ふう。あまりドレスを汚したくはないのですけれど……マッケンローさん、お怪我はありませんわね?」

マッケンロー「ま、守ってくれたんですか……?」

セレス「当然ですわ。貴方のお爺様にも、無事にお返しすると約束しましたもの」

セレス「もう普通の人と共に暮らすことはできない身だと理解はしていますけど……共に居ることができなくても、その人のことを愛おしく思ったり、健やかであってほしいと願ったりすることがそんなにおかしいことかしら?」

セレス「だって、ここはワタクシの故郷の村で……貴方はその村の住人ですもの」

マッケンロー「…………!」

マッケンロー「その、なんていうか……ごめんなさい、セレスさん」

セレス「あら、何のことかしら?」

マッケンロー「おじいちゃんに言われるがまま、話も聞かずに攻撃したりして……ゾンビといっても、無差別に人を襲うような化物だけじゃなくて、セレスさんみたいな人もいるんだね」

セレス「ふふ、わかってくださったのなら、いいんですのよ。ゾンビと聞いたら、普通の人はだいたいそういう反応をするでしょうしね……」

セレス「まあ、貴方のお爺様の反応はちょっと過激すぎでしたけど」

マッケンロー「うん……ごめんね。なんかおじいちゃんが子供の頃、村の人が食い殺される悲惨な事件があったらしくって、それ以来、ゾンビに対して凄く過敏なんだ」

マッケンロー「僕も散々その事件のことを聞かされててさ。またゾンビが現れても今度は被害を出さないで済むように、って、聖職者の見習いをしてるのもそのせいなんだ」

マッケンロー「でも、セレスさんがその事件の時のゾンビだとは思えないや。こんなにはっきりした人格を持ってて、人を襲わないよう自制してるんだから」

セレス「あら。でも……すごく美味しそうな人間が相手だったら……どうかわかりませんわよ……? たとえばそう、貴方みたいな……?」ススス...

マッケンロー「ま、またまた、冗談でしょ? …………冗談、ですよね?」プルプル

セレス「ふふふ……連れてきたのが思ったよりからかいがいのある子で、回り道も楽しいですわ」



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