過去ログ - ちひろ「デビルメイクライにアイドル達のボディガードを頼んだ」
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◆QDr84w45rdJg
[saga]
2014/11/30(日) 03:55:43.91 ID:ZNjkAGD40
夜 寮 ダンテの部屋
ダンテ「さすがに全部持っていくとかさばるからな」ゴロゴロ
ダンテ「どれにするかな……これだ」ムンズ
アグニ「久しぶりだな、ダンテ」
ダンテ「……なんであるんだ?」
アグニ「汝が我々を質にやったあと、“喋るな”の枷が外れた我々は兄弟水入らずで会話を楽しんでいたのだ」
ルドラ「そうとも。しかし太った男の邪魔が入り、我々は梱包され汝の事務所に返品された」
アグニ「僥倖であったがな。我々が認めたのは汝だけだ。他の有象無象に握られる筋合いはない」
ルドラ「しかし、すっかり忘れ去られていたようだな。我々は束の間の休息を享受したというわけだ。十年ほどか?」
ダンテ「……」
アグニ「この度長期間の遠出というわけで、埃を被っていた我々も目覚めの時がきた。というわけだな」
ルドラ「さあ、敵を打ち倒す準備はできている。いかなる敵でも我の風が敵を切り裂き、」
アグニ「我がその傷口に炎を注ぎ込こみ……ん? 敵はいないようだな」
ルドラ「ならば兄弟二人で話をしよう。十年越しの再会だ、積もる話もある。そうだろう、兄者」
アグニ「おお、もちろんだとも。いかにして固い敵の表皮を傷つけるか考えていたのだ」
ルドラ「我は敵の軍勢を蹴散らす方法を考えていた。まずは鋭い風で相手を惑わせ…」
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