過去ログ - 穂乃果「絵里ちゃん誕生日パーティー37分前のできごと」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 20:59:29.58 ID:DPZtyn1P0

「ええと、分からないなら、しょうがないよね。
 あははは」

「そうね、なんだか分からないけど16時半に部室なのよね、
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:00:06.03 ID:DPZtyn1P0


「聞いて。

 ……私は、穂乃果が好きなの」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:00:42.56 ID:DPZtyn1P0

「友達としてだけでなく、
 同じ舞台に立つ仲間として、
 それに……一人のファンとしても。
 あなたのこと、これでも尊敬してるのよ」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:01:18.99 ID:DPZtyn1P0

「だからね、何があったか分からないけど、
 さっきのファンの子が誰推しでも、
 その、……私は穂乃果のこと、
 一人の仲間として、……大事に思ってるつもりなのよ?」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:01:55.31 ID:DPZtyn1P0

「……ほのか? えっと……ごめんね、急に変な話しちゃって」

 って黙ったまんまの私から肩から手が離れる。
 わざとらしく窓の外を眺めなおしたりなんかしながら、
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:02:31.79 ID:DPZtyn1P0

「ねえ絵里ちゃん」

 穂乃果がいう。
 チョコドーナツを手に持ったまま、
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:03:08.13 ID:DPZtyn1P0

 白い手首をつかんだらびくんって波打って、
 皮膚の下で薄く見える青い血の線までいとおしく感じる。
 この指がいちばんあったかい。
 ねぇ、今はひとくちでいいから。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:03:45.05 ID:DPZtyn1P0

 ――ふれた。

 時間が、止まった。

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:04:21.45 ID:DPZtyn1P0

「……っ!?」


 あう、って歯をぶつけた。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:04:57.83 ID:DPZtyn1P0

「な、なっ……なにするのっ! その、
 ええと……私の指はたべちゃだめよっ!」

 顔を真っ赤にしてる。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/31(金) 21:05:34.36 ID:DPZtyn1P0

 だって、だって!
 なにやってんだよ私! へんたい!
 いやだってなんかえりちゃいつもおいしそうだなって思ってたし、
 てかおなかすいてたし、
以下略



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