13: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:36:31.39 ID:Y6YqwrC7O
「ほら、付けてあげるから」
「自分で出来るよ……」
「いいからいいから」
14: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:38:02.08 ID:Y6YqwrC7O
「どう?」
ふふん、と腰に手を当てて満足そうに胸を張るにこちゃん
15: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:39:53.39 ID:Y6YqwrC7O
にこちゃんは大きく頷き、にっこり笑って答えました
「まかせなさい! もっとかわいくしてあげるわ!」
そこから、にこちゃんによるヘアアレンジが始まりました
16: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:41:20.37 ID:Y6YqwrC7O
しばらく色んな凛ちゃんを堪能してから、私も何か付けてみようかなーってアクセサリーを探していると……
「見て見てかよちん! えくすて? っていうのつけてみたよー!」
そう言ってくるりんと回って見せる凛ちゃんの髪の毛は、ゆるいパーマのかかった長髪になっていました
17: ◆SFVLwYaa.o[sagaj]
2014/11/01(土) 00:42:48.59 ID:Y6YqwrC7O
「えへへ〜♪」
私が褒めてあげると、凛ちゃんは顔を赤くして身をくねらせて照れちゃいました
それからまたしばらくアクセサリーを付けたり外したりを繰り返して、にこちゃんは満足げに鼻から息を吐き出しました
18: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:44:19.82 ID:Y6YqwrC7O
そう考えたとき、凛ちゃんが私たちのもとへスキップしながらやってきました
「えへへ……にこちゃんありがとにゃ! なんか凛、すっごく女の子っぽい気がする!」
19: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:45:30.29 ID:Y6YqwrC7O
にこちゃんは前から、ずっと凛ちゃんの髪をいじりたいと思っていたのだそうです
ショートヘアというのは何かといじりやすいらしく、触りたくて仕方なかったのだとか
20: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:46:05.43 ID:Y6YqwrC7O
「なに言ってんのよ」
……え?
「今度はあんたの番よ、花陽」
21: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:47:58.74 ID:Y6YqwrC7O
「さあにこちゃん先生、よろしくお願いします!」
「よーし! この私に任せなさいっ!」
腕まくりをして意気込むにこちゃんと、目をキラキラさせて私の髪型が変わっていく様を楽しむ凛ちゃん
22: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:49:24.34 ID:Y6YqwrC7O
その日は、凛ちゃんが女の子としての二歩目となった……そう私は思っています
スカートや服装だけじゃない、女の子のおしゃれを教えてもらった凛ちゃん
23: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/11/01(土) 00:52:48.93 ID:Y6YqwrC7O
「にこちゃんにこちゃん、次はねー!」
「ああ、それなら……」
いまは私をおしゃれにするのを楽しんでるんだね……でも、いままでこんなこともなかったからやっぱり大きな一歩だね!
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