過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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145: ◆YmkUtqcs4Y
2015/01/10(土) 22:52:38.42 ID:foIxlu2n0
カムクラ「さて、大分身体の修復も済みました。何か望みますか?」

目の前にはあの男がいた
既に拘束は解かれている
太市も今では車いすで移動もできるようになっていた

太市「正体を教えてくれ・・・」

カムクラ「いいでしょう。名前はカムクライズル、元希望ヶ峰学園の生徒です。助けた理由は貴方にある計画の協力を得る為です」

太市「計画?」

カムクラ「ええ。一人でも実行は可能ですが、それでは時間がかかり過ぎるので。」

太市「だから僕を助けた」

イズルは静かに頷いた

カムクラ「僕は完成させたいのですよ。先生方の研究をね。それは希望でも絶望でもない、絶対的な存在・・・・・」

太市「話が分からない。何を言いたいんだ?」

カムクラ「ゲーム、ですよ」

そう言うとイズルは一枚のディスクと黒い錠剤を太市に手渡した

カムクラ「ディスクは貴方にとって最愛の人物についての情報があります」

太市「じゃあ、この黒い錠剤は一体?」

カムクラ「それは自決用の物です。成分は青酸カリと強力な睡眠剤で、表面はゴムでコーティングしてあります。たとえ飲み込んでも噛み砕かなければ錠剤は問題なく排出されます」

太市「・・・・・・・・・」

カムクラ「そのディスクを見て、絶望すれば自決を選べばいい。貴方にはその権利がある」

太市「見ないという選択肢は?」

カムクラ「ありません。ディスクが再生されたら終了するまで再生は止まりません。もっとも貴方自身が自決を選べば結末を見ずにすみますがね。」

イズルはデッキにディスクを挿入した

カムクラ「渚に復讐しようとした貴方が自決なんて簡単な答えは出さないでしょうが・・・・・・」


コツコツコツ

ガチャ

カムクラ「・・・・・答えは出たようですね」

太市「ああ。教えてくれ、十神は今も生きているんだな?」

イズルが静かに頷く

太市「計画に乗る。奴を絶対に許さない・・・・・・・」

病室のモニターには「十神白夜」の手によって磔にされた「不二咲千尋」の姿が映し出されていた












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