過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
1- 20
152: ◆YmkUtqcs4Y
2015/01/17(土) 22:05:49.11 ID:ptMQEgz00
小一時間後

図像家「結果が出たぞ」

不比等「結果は?」

図像家「98%の一致率、間違いなく同一人物だ」

不比等が画面を覗き込むと、髪や眼球の色の違いはあるが骨格の大まかな点は見事に合致していた
それこそ「双子」のように・・・・・


図像家「依頼料はいつも通りに金貨で頼む」

不比等「ああわかっている。ユダヤ資本がお前を狙っているって聞いている。気を付けた方が良いぜ」

図像家「何、奴らが江ノ島の下で甘い汁を吸っていた事実を未来機関に売っただけさ。精々吠えるがいい。今に聖句しかしゃべれなくなるぜ。もっともその後で首が斬り落とされることになるだろうがな」

男は不比等を人気の無い海岸に下ろすと、潜水艦と共に霧の中へ消えていった


「日向創」

彼は十神の肝いりで予備学科に入学してから、がむしゃらに才能を欲していた
そして誰にも、そう彼が付き合っていた「小泉真昼」という学生にも何も言わずに失踪した
彼の「飼い主」である、十神白夜が調べた限りでは「あの事件」後に回収された遺体には日向創は含まれていない
日向創の失踪からまる一年経っている
関係者は十神白夜一人だけの生存が確認されている
あまりにも情報が少ない
不比等が希望ヶ峰学園生徒会に目を向けたのは、エリートである生徒会役員の失踪と予備学科の「あの事件」はほぼ同時期に起きていることに気付いたからだ
とすれば、これら一連の事件に何らかの繋がりを疑ってもおかしくはない


不比等「才能のない一般人が行方不明になってから、本科の中でもエリートの集団に役員として入っているとはな。この事件、ただの人探しでは終わらないということか・・・・」

久方ぶりに味わう極上の「謎」
探偵としての昂ぶりに不比等は笑みを浮かべた





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
193Res/146.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice