過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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165:名無しNIPPER
2015/02/21(土) 21:16:16.95 ID:k6JEebo20
大海原を一隻の魚雷艇が疾走していた
その様はまるで大海を割る剣のよう
その後部甲板では一人の女性がメガホンのような銃を中空に向けていた

朝日奈「壊れろ!壊れろ!壊れろぉぉぉぉぉ!!!!!」

彼女の半狂乱の叫びとともに光の弾が飛び出し「ソレ」に当たる
彼女の知識ならそれで沈静化するはず、だった
だが

ウサミ「わたちはウサミ、ミラクルウサミでちゅ」

ピンクと白のカラーリングの施された魔法少女のような恰好をしたウサギのぬいぐるみが、どういう理論なのか羽ばたかずに空を飛び彼女達を追っていた

あやか「一体あれはなんなのよ!!!」

朝日奈「知らないわよ!いきなり物陰から飛んできたんだから!!!それよりもこれが全速?」

あやか「もうとっくに全速よ!!さっきから本部を呼び出してるけど繋がらない!!!」

通信は繋がらず、頼みの綱のハッキング銃も効果はない
未来機関の一員である以上、塔和シティに残されたこまる達の事も救援に向かうべきなのだろうが、今の状況ならそれは悪手
手も足も出ずに拘束されてしまうだろう
なら、この情報を未来機関に届けることが唯一の抵抗手段だ
いけ好かない人物だが、十神白夜はそれなりに能力のある人物だ
おまけに苗木もいる
彼女達はわずかな希望に縋りながら、本土へと舵を向けた


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