過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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◆YmkUtqcs4Y
2014/11/03(月) 13:50:53.04 ID:7kefyX260
朝日奈 葵の場合
今現在、塔和シティーへ行くのは空路以外ない
それはこれ以上、オトナの数を増やさないこととモノクマキッズを外へ出さない為の処置、そして外部から「絶望の残党」を入れないためだった
いくら新しいモノクマが供給されないとはいっても工場には余剰部品や各種図面が保存されている
それがシティーの外へ持ち出されれば大変な事態になる
しかし、いくら理由を説明しても納得できないこともある
特に愛する孫や娘、息子を助けようとする人間は後を絶たなかった
塔和シティー沖
一隻の魚雷艇が漁船の臨検をしていた
「だからですね。今塔和シティーは危険で・・・・・」
― 羽山あやか ―
塔和シティーに監禁されていた要救助民の一人でかつて国民的アイドルグループの一員として活動していた
今現在でも知名度は高く、それを買われてこうして臨検の際交渉を任されている
「お前に言っても話にならん!!」
そういうとその男はあやかが静止するよりも早く海に飛び込んだ
「あやかちゃんどいて!!!!!」
「朝日奈ちゃん?!」
あやかが振り向くた時に見えたものは宙に舞う未来機関の制服と、バイオラバー製の競泳水着で海に飛び込む元「超高校級のスイマー」朝日奈葵の姿だった
魚雷艇甲板
先程の男が拘束され、タオルケットを掛けられていた
「おらぁ漁師なんて学のねぇ仕事をしているが、俺の倅は学があってこの街に働いてんだ・・・・。ビックバンなんとかの開発チームに抜擢されたって嬉しそうに話してくれたんだ・・・・。この街を救える、いや今でも苦しんでいる人を救えるってさぁ・・・・・・」
あやかも葵も、ただ静かにその言葉に耳を傾けていた・・・・
日は傾き、海風はその冷たさを強めていた
朝日奈は静かに海を見る
この穏やかな海のどこかに彼女の弟である「朝日奈悠太」が沈んでいる
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