過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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7: ◆YmkUtqcs4Y
2014/11/01(土) 22:57:55.25 ID:uBtvRDLx0
希望の戦士たちもいなくなり、復讐を叫ぶレジスタンスも崩壊、モノクマにいたっては全滅した状態
それでも私達が残っていることには意味がある

― モノクマキッズにされた子供の確保 ―

塔和最中を倒した後、白夜さんが指揮する未来機関の回収部隊が塔和シティーを隈なく探索してかき集めた記録の中に、モノクマキッズのマスクに関しての書類もあった
モノクママスクに洗脳機能がついていることと、小型爆弾が仕込まれていることは既に知っていた
でも実際はそれ以上のものだった
酸素吸入機能や栄養素や水分を自動で補給するシステム、果ては暗視機能までついている
レジスタンスのオトナ達が書いたメモに「食事をしたり寝ている姿を見たことがない」と書かれていたが、これが理由だったのだ
そして同時に子供達が危険な状態であることも意味していた
「希望の戦士」の本拠地だったエクスカリバー号は無く、モノクママスクのメンテナンスをすることもできない
マスク内の栄養剤がなくなれば死ぬしかない
最初は最中から奪ったコントローラーで一か所にまとめて確保しようとしたが、命令を受け付けない状態になっていた
今じゃ、この街の何処かに隠れているということしかわからない
地道に一人一人確保するしかないのだ

高秋「こまる君!今日は解散でいいかね?」

高秋さんが私を見る
なぜだか、この集まりの中心は私となっていた

こまる「ええっと・・・・とりあえず終わりにしましょうか・・・」

私は平凡で特別な人間ではない
あの悪夢の日々だって、私を「二代目江ノ島盾子」にしようと思わなければ、冬子ちゃんとも出会っていないしきっとすぐに死んでしまっただろう
だからこの会議は居心地が悪かった
今は早くベットに入って寝たかった
冬子ちゃんと一緒に見る夢の中だけ、私は「それまでの私」に戻れるのだ



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