3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/01(土) 23:49:14.21 ID:Sg9+rzdu0
そして私と同じく、そういった現状を理解している猫娘の飼い主は、そのさらに後ろからどうどうと宥めてくれる。……この表現でも大して違和感を覚えないのは、きっと二人の関係の成せるワザ、かしら。
花陽「凛ちゃん凛ちゃん、私と真姫ちゃんはあんまり速く走れないから―――ね?我慢して欲しいなあ……」
凛「むー…だって、凛は行き先も何にも知らないでずっと漕いでるんだから、ペースとか考えられないしもうヘトヘトだよー。そもそもハロウィンの次の日の夜に行く場所って何処?オバケの国?」
凛お菓子なんて持ってない――と、そこで途切れた言葉を追ってなんとか振り返れば、器用にハンドルから両手を離し、ふるふると頭を振る凛の姿があった。
こんなことをする余裕がある人間を、私は疲れてると呼びたくはないわ。
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