過去ログ - 真姫「西木野☆星空クリニック」凛「リターンズ!」
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801: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/12/19(金) 01:05:55.51 ID:nDrV5nHto
亜里沙「どうしたの?」


真姫「あ、亜里沙、さん…」

亜里沙「もー、亜里沙でいいよ。見た目はそっちの方が年上なんだから!」

真姫「う、うん…」


真姫(彼女は亜里沙。この店で働く人気の高い風俗嬢…)

真姫(人気の秘訣は、その見た目…。彼女は成人でありながら中学生のような容姿をしている)

真姫(そして、真っ白な狐の耳と尻尾…。蚕の糸のように繊細で美しい毛並みを持つ)

真姫(彼女は先天性の色素欠乏…、いわゆるアルビノだった)

真姫(そのせいか成長も中途半端に止まっている、と聞いた)

真姫(彼女も私と同様迫害され、行き場をなくし…)

真姫(さまよった末にこの店に拾われたそうだった)

真姫(最初は未成年ゆえに裏方で働いていたけど、その白い毛並みが見初められて、客の相手もするようになったらしい)

真姫(皮肉にも嫌われ続けた彼女の白い毛と幼い体は一部の客にとてもウケて、今では名物風俗嬢の一人として有名だ)

真姫(…そう、私とは、全然違う)


亜里沙「…元気ない?やっぱり何かあったんじゃない?」

真姫「うん、実は…」



真姫「…って、ことで…」

亜里沙「あー、そういうことかー…。真姫ちゃん、尻尾なしだもんね」

真姫「それに、猿耳、って呼ばれてるし…。こんな変な耳、嫌…」

亜里沙「大丈夫だよっ!私だって最初は気味悪がられてたけど、この店で働いて…」

真姫「亜里沙はっ!…亜里沙さんは、綺麗じゃない」

真姫「そんな真っ白な毛並みの耳、私初めて見たとき心を奪われちゃったもの…。人気になるのは当然よ」

真姫「私は…そんな綺麗な身体は持ってない…。いえ、逆ね。このお店の誰よりも綺麗な身体のまま」

真姫「まだ、誰も私を抱いてくれない…。私じゃ、この仕事は務まらないのよ…」

亜里沙「そ、そんなこと…!」

真姫「…慰めはいらないわ。ごめんなさい、休憩室で、少し休ませて」


スタスタ…


亜里沙「真姫ちゃん…」


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