過去ログ - 真姫「西木野☆星空クリニック」凛「リターンズ!」
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827: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/12/21(日) 02:25:05.10 ID:0Hec0nXVo
希「ふんふん…、やっぱり」

真姫「な、何がやっぱりなのよ…。いいからその手を離しなさいよっ」

希「うん。…真姫ちゃん、何かスポーツやってた?」

真姫「え…?」

花陽「真姫ちゃんがスポーツ…?イメージないなぁ…」

希「うちもそんなイメージやねんけど…。筋肉のつき方が普通の子とは全然違うなぁ、って思って」

希「全身にしっかりした筋肉が張ってる。華奢に見えるけどこれは何かスポーツやってる子の身体や」

花陽「確かに、真姫ちゃんさっきの階段ダッシュでも全然疲れてなかったし…」

希「真姫ちゃん、本当に引きこもり?」

真姫「あ…、え、えっと…」


真姫(な、なんでさっきの触診でそこまでわかるのよ…!?一瞬しか触られてないはずなのに…)

真姫(でも…、どう説明しようかしら…。まさかアイドルやってました、なんて言えるわけもないし…)

真姫(引きこもりでもやってそうなスポーツで誤魔化す?でも引きこもりがスポーツやってるとか意味わかんないし…)

真姫(この世界の私でもやってそうなスポーツ、スポーツ…)

真姫(あっ!)


真姫「じ、実はね…」

真姫「学校を休んでいる間、サバゲーに興じていたのよ!」

花陽「さばげー…?鯖を使った遊び…?」

真姫「違うわ!サバイバルゲーム、略してサバゲーよ!」

真姫「木々の生い茂ったフィールドを縦横無尽に駆け回り、銃器で敵を撃つスポーツのこと!」

花陽「銃で人を撃つの!?それって殺人…」

真姫「もちろん、競技用の銃で、よ。弾丸を使ったりはしないわ」

真姫「重い銃器を持ったまま歩きづらい道を神経張り巡らせつつ闘うスポーツだからね。それで体力も自然と身に付いたってわけ!」

花陽「へぇ…」

真姫(この世界の私がFPSに興じていた、ってことで咄嗟に思いついた嘘だけど…。これで納得させられるかしら)

希「ふーん、そうやってんね。なるほど、それなら体力があるのも頷けるね」

真姫「で、でしょー?」

希「それにしても、思ってたよりアクティブな子やってんね真姫ちゃん…。意外やわ」

花陽「うん…。真姫ちゃんが銃撃ってるところなんて想像つかないよ」

真姫「ひ、人は誰しも想像し得ない部分を持っているものよ!」

希「…せやね。あ、じゃあうちはそろそろバイトに戻らんと…」

希「迷惑にならん程度になら、ここの階段や向こうの空いてるところなら使ってもらって構わないって神主さんが言ってたよ」

真姫「そう。良かったわ」

希「神主さん女子高生に弱いからねー。ほな、練習頑張ってなー」

花陽「あ、ありがとうございますっ!」


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