過去ログ - FALLOUT3 the chalice war
1- 20
26:101のコヤツ
2014/11/03(月) 00:36:32.27 ID:CsZhSEI00
『素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ――。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!』

東洋人だろうか、まだ学生であろう若い少女が、まるでベタな3流コミックの”魔術師”のような詠唱をしていた。
そう誰かが言ったならば、彼女は笑顔でこちらを威圧してくるであろう______

彼女の名前は遠坂凛。魔術師の家系ではとても高名な”遠坂”の現当主であり、この”聖杯戦争”に参加しする予定のマスター(雇い主)である。

凛(お父様、お母様、見ていらっしゃいますか?私、遠坂凛は遠坂家の当主として第5次聖杯戦争に参加いたします。遠坂の名に恥じぬよう、全力で戦います。
 だから、見守っていてください_____)

召還のタイミングは本人の魔翌力回路の一番絶好調な午前2時。(今は亡き父が時間をずらした事も知らずに____。)
当てるクラスは"最優”と名高い”セイバー”のクラス。(だが触媒が用意出来なかったため、兄弟子から贈られた人の皮で繕われた趣味の悪い本を触媒として___。)
本人にとっては多いに自信があったのだが、それは”遠坂”の血筋からくるプライド_____言い直せば”うっかり癖”とでも言うべきものだった。

詠唱を終え、自らの血を術式に垂らした。凛にとっては多少の不安要素もあったのだが、覚悟の上だった。

そのとき、”何か”が術式から姿を現した________。




凛『嘘______何よ、これ________。』


彼女は見た。薄汚れ、背中に”101”と書かれ 鉄板で補強された
青い作業着を

彼女は驚愕した。”それ”は剣を持たず ”それ”は弓を持たず ”それ”は槍も持たず ”それ”は魔術も持たず ”それ”は狂気も持たず_________________


________________ただ魔術師が嫌悪するであろう 古めかしい銃と見たことのない機械を腕に取り付けた まっすぐな眼をしていた男が立っていた。

????『______驚いている途中で悪いが、どうも事情が飲み込めない。知識は”聖杯”から受け取っているんだが_____。』

男は驚きのあまりしりもちをついてしまった気の毒な少女に質問をした。 だが

凛『それはこっちの台詞よ______!!!!!!』   凛は思った 


               ”大ハズレを引いてしまったと______________』
      











<<前のレス[*]次のレス[#]>>
162Res/137.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice