過去ログ - FALLOUT3 the chalice war
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101のコヤツ
2014/11/02(日) 12:48:56.75 ID:RSIhU8ux0
________10メートルはあろうかという、巨大なロボットと共にSFチックなアーマーをきた兵士達がある場所に向けて前進していた。
『民主主義こそ真理!共産主義は破滅があるのみ!』
『共産主義はまやかしだ!』
『障害を探知。物質組成フォトニック・レゾナンス・バリアーによって補強されたチタン合金。任務の障害となる確率、0パーセント!』
かなり強烈なプロパガンダを放つこのロボットの名は”リバティ プライム”
戦前にアラスカで使用される予定だったスーパーロボットであり、200年間放置されていたとは思えないほどの性能をもつ”民主主義の象徴”である。
その圧倒的な撲滅力で道を作り、高性能なアーマーを着た敵兵達をあっというまに灰にしてしまった。
『よし、リオンズプライド突撃!』号令を合図として兵士達が前進し様々な武器で銃撃戦を始める。
普通の銃弾もあれば、レーザー兵器、重火器にミサイルなどあらゆる武器が飛び交う総力戦であった。
______その仲で只の一人の若者だけが異常だった。いや、異常すぎた。
まずその若者は敵兵の撃ったレーザーを避けて、すぐさま接近、そして眼にも見えぬ早さで敵兵の腹を殴った。
その拳は敵兵のアーマーを貫通し、断末魔をあげる暇も与えずに殺した。
若者はすぐに左腕に付いている機械をいじると、その機械からアサルトライフルを”取り出し”仲間の兵士達の前に行き、敵兵達に撃ちまくった。
普通ならば銃弾はアーマーに弾かれるはずであるが、違った。
アーマーとアーマーの隙間に正確に弾はうちこまれ、敵兵達に致命傷を与えていたのだ。
『放浪者!あとは俺たちがなんとかする。オマエはサラと一緒に行け!』
『わんわん!』黄色のバケモノとかわいらしい犬が若者に声をかける。どうやら背中を合わせられる友のようだ。
若者は銃を持ったまま彼らのほうを向き、そして振り返ることなく走っていった。
『くーーん』 『どうした。心配なのか。』黄色のバケモノ フォークスがドックミートに語りかける。
『無理もない。おまえとアイツは長い間ともに戦ってきたのだからな。』
『だがアイツならばできると私は信じている。アイツの眼を見れば分かる。あれは真に正しい道を歩むものの眼だ。だからアイツは必ず戻ってくる。』
『トンネルスネーク最高!』 『あーあダーリン___』 『今日は絶好の戦死日和だな!』『みんな、単独行動は控えなさいよ!』
『ぐちぐちうるせーぞばあさん。』様々な声が聞こえ、様々な銃声が鳴る。
『では私達もやるか。』『わん!』
BOSとエンクレイブそして孤独な放浪者の最終決戦が始まる。
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