過去ログ - クローバーの冠
1- 20
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/02(日) 15:28:01.55 ID:BnlmAbzTo
「……もう……無理」

そう言い彼女は近くにあったベンチに座り込む、
対して距離はない外周コースをまだ2周ほどしかしていない。

「おいおい、まだ2周しかしてないぞ」

そんな風に余裕を見せてはいるが実際のところはキツい、
こっちだってジョキング初心者に変わりない、しかも運動なんて滅多にしてこなかったんだから。

「しかたない少し休憩するか」

気を利かせたような言葉を言いつつ隣に座る
ほんとに疲れきったような顔で笑いながら彼女は言う

「今日はこれ以上走るのは止めときます」

ちょっと待ってろ、そう言い公園の入り口にある自販機に向かいスポーツドリンクを買う
俺はほんと何格好つけてんだろうと苦笑しつつそれを持ってベンチに戻ってみる
しかしベンチに彼女の姿が見えない。
まさか帰ってしまったのかと思いつつベンチに向かうとベンチの後ろでしゃがみこんで何かをしている。

「飲み物買ってきたぞ」

そう声をかけるが集中しているのか全く反応がない。
もう一回声をかけてみたが反応が無いので仕方なくそれが終わるまでベンチで待つことにした



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
6Res/6.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice