4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/02(日) 16:06:05.35 ID:BnlmAbzTo
「ごめんなさいお待たせして」
彼女はそう言いつつベンチに座る
「これ」
そう言って少しぬるくなってしまったスポーツドリンクを渡す。
彼女は目を輝かせながら嬉しそうにお礼を言ってくる
「ありがとうございます。やっぱり優しい方ですね」
そんなことないと平静を装うものの内心すごく照れくさかった
照れ隠しついでに何をしていたのかと聞く
「あ、そのことなんですけど一つお願いがあるんです」
少し言い難そうに彼女は言う
「良かったらこれからも時間が合うときだけでもいいんで一緒に走ってもらえませんか?」
そのお願いに正直面食らったまさかそんなこと言われるとは思ってもいなかった、
今日はなんとかボロを出さずにすんだが今後はどうなるかわかったもんじゃない。
だが高校生のダイエットであるしそんなに続かないだろうと承諾した。
「休日のこの時間なら大体いるから見かけたら話しかけてよ」
連絡先を交換しようなどと言われる前にそんな言葉で牽制をする、
女子高生と連絡先交換というのは社会的に何かいけない気がしたただそれだけの理由だ。
「ホントですか!じゃあこれ約束の印です」
そう言って彼女がくれたのはさっきまで作っていたであろうクローバーの冠だった。
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