48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:21:09.41 ID:pak0Ri7S0
蘭子「私は天より漢を任されし者。我が聖断に迷いは無く、誤りも無し。
それに……」
(私はこの国の皇帝だから。それに……)
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:22:20.39 ID:pak0Ri7S0
〜隴西(ろうせい)〜
伊吹「なんだか緊張するな〜……ダメダメ、こんな弱気じゃ!
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:23:21.45 ID:pak0Ri7S0
副将「我らの目的は河南の奪取では? せっかく動員した地方軍を遊兵にするとは……」
伊吹「地方軍は陽動だよ。前回、洋子さんは蘢城まで攻め込んだ。
だから匈奴は単于庭の防備を固めるために、大兵力を単于庭周辺に配置するはず」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:24:41.61 ID:pak0Ri7S0
伊吹「匈奴は、良くも悪くも誇り高い戦士の一族。
並び立つ者同士が、結束するとは思えない。
ましてや、漢軍を指揮するのは、何の実績も無い青二才だよ?」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:25:24.40 ID:pak0Ri7S0
〜会稽〜
長老「……う〜ん。昔話のぅ……何か面白い話は……」
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:26:23.10 ID:pak0Ri7S0
〜回想〜
項梁『羽よ、この字は楚ではこう書く』サラサラ
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:27:24.71 ID:pak0Ri7S0
項梁『では、この剣を持ち、構えてみよ。足はこう、腕の位置はこう、顎は少し引き気味で、姿勢は……』
項羽『』イライラ
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:28:32.11 ID:pak0Ri7S0
項羽『良く考えてみれば、いくら武術を鍛えたところで、
一人で百人も千人も倒せるはずないじゃないですか。
どうせなら、そういう技術や知恵が欲しいのですが』
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:29:31.32 ID:pak0Ri7S0
項梁『お、おう……そうじゃな……』
項羽『なんだ、軍学ってその程度のことだったのか。
そんな概略さえわかってしまえば、後はどうにでもなるでしょう。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:30:55.35 ID:pak0Ri7S0
〜回想終了〜
長老「……“西楚の覇王”と呼ばれた項羽は、若い頃はこんな人物だったらしい」
112Res/52.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。