51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:24:41.61 ID:pak0Ri7S0
伊吹「匈奴は、良くも悪くも誇り高い戦士の一族。
並び立つ者同士が、結束するとは思えない。
ましてや、漢軍を指揮するのは、何の実績も無い青二才だよ?」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:25:24.40 ID:pak0Ri7S0
〜会稽〜
長老「……う〜ん。昔話のぅ……何か面白い話は……」
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:26:23.10 ID:pak0Ri7S0
〜回想〜
項梁『羽よ、この字は楚ではこう書く』サラサラ
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:27:24.71 ID:pak0Ri7S0
項梁『では、この剣を持ち、構えてみよ。足はこう、腕の位置はこう、顎は少し引き気味で、姿勢は……』
項羽『』イライラ
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:28:32.11 ID:pak0Ri7S0
項羽『良く考えてみれば、いくら武術を鍛えたところで、
一人で百人も千人も倒せるはずないじゃないですか。
どうせなら、そういう技術や知恵が欲しいのですが』
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:29:31.32 ID:pak0Ri7S0
項梁『お、おう……そうじゃな……』
項羽『なんだ、軍学ってその程度のことだったのか。
そんな概略さえわかってしまえば、後はどうにでもなるでしょう。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:30:55.35 ID:pak0Ri7S0
〜回想終了〜
長老「……“西楚の覇王”と呼ばれた項羽は、若い頃はこんな人物だったらしい」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:31:53.17 ID:pak0Ri7S0
長老「それに、高祖の配下である韓信(かんしん)も、項羽に対しては
『匹夫の勇(血気に逸るだけの勇気)』
『婦人の仁(浅慮な婦人のような心)』と批判しておる」
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:32:43.98 ID:pak0Ri7S0
文香「私の父は官吏で、宮中で歴史を編纂する仕事をしていたんです。
しかし父が病に倒れたため、私がその仕事を引き継ぐことになりまして……」
文香「そのため、全国各地を回って、民話や伝説や歴史を調べているんです」
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:33:24.28 ID:pak0Ri7S0
文香(そういえば、もう一年も旅をしているのか……)
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:34:32.81 ID:pak0Ri7S0
〜椒房殿〜
文香「ただいま戻りました……」
112Res/52.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。