55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:28:32.11 ID:pak0Ri7S0
項羽『良く考えてみれば、いくら武術を鍛えたところで、
一人で百人も千人も倒せるはずないじゃないですか。
どうせなら、そういう技術や知恵が欲しいのですが』
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2014/11/02(日) 23:29:31.32 ID:pak0Ri7S0
項梁『お、おう……そうじゃな……』
項羽『なんだ、軍学ってその程度のことだったのか。
そんな概略さえわかってしまえば、後はどうにでもなるでしょう。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:30:55.35 ID:pak0Ri7S0
〜回想終了〜
長老「……“西楚の覇王”と呼ばれた項羽は、若い頃はこんな人物だったらしい」
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2014/11/02(日) 23:31:53.17 ID:pak0Ri7S0
長老「それに、高祖の配下である韓信(かんしん)も、項羽に対しては
『匹夫の勇(血気に逸るだけの勇気)』
『婦人の仁(浅慮な婦人のような心)』と批判しておる」
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2014/11/02(日) 23:32:43.98 ID:pak0Ri7S0
文香「私の父は官吏で、宮中で歴史を編纂する仕事をしていたんです。
しかし父が病に倒れたため、私がその仕事を引き継ぐことになりまして……」
文香「そのため、全国各地を回って、民話や伝説や歴史を調べているんです」
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2014/11/02(日) 23:33:24.28 ID:pak0Ri7S0
文香(そういえば、もう一年も旅をしているのか……)
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2014/11/02(日) 23:34:32.81 ID:pak0Ri7S0
〜椒房殿〜
文香「ただいま戻りました……」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:36:00.87 ID:pak0Ri7S0
蘭子「……して、此度の戦、霍去病は勝てるのか?」
飛鳥「ボクは勝てると思うよ。蘭子は、洋子さんを信用していないのかい?」
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2014/11/02(日) 23:36:55.82 ID:pak0Ri7S0
飛鳥「……さて、今という名の歴史は急転を極めている。
これは貴女の望むところなのでは……?」
文香「私は、ただあるがままを記す一介の史家です。
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2014/11/02(日) 23:38:12.04 ID:pak0Ri7S0
ドタドタ
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2014/11/02(日) 23:39:42.62 ID:pak0Ri7S0
蘭子「フフフ……フハハハ!! 実に愉快。霍去病は、我が想念の遥か先を翔けるか!」
(私の想像以上の戦果ですね!)
飛鳥「洋子さんだけではなく、伊吹さんがこれほどの将器の持ち主だったとはね」
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