72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/02(日) 23:47:52.94 ID:pak0Ri7S0
愛結奈「けど、これ以上負けるわけにはいかない!
父祖伝来の地を奪われた屈辱、雪がずにいられるものですか!」
愛結奈「匈奴の全ての族長達に伝令を。この一戦に、匈奴の命運がかかっていると」
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2014/11/02(日) 23:48:50.69 ID:pak0Ri7S0
〜漠南 漢軍陣屋〜
洋子「……というわけで、翠ちゃんには遊撃軍を率いてもらうね」
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2014/11/02(日) 23:49:53.51 ID:pak0Ri7S0
翠「私は……洋子さんや伊吹さんに、武人として負けたくないのです」
洋子「翠ちゃん……」
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2014/11/02(日) 23:51:29.31 ID:pak0Ri7S0
翠「皮肉ですよね……朝廷の廷臣達からは、匈奴を追い払うのが当たり前だと思われ、
殆ど評価されず、“漢飛将軍”と呼んでくれるのは、敵である匈奴なのですから」
洋子「だからこそ、じゃない」
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2014/11/02(日) 23:52:17.84 ID:pak0Ri7S0
〜その夜〜
伊吹「ねえ洋子さん、入るよ……ん?」
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2014/11/02(日) 23:53:08.81 ID:pak0Ri7S0
洋子「ああ、気にしないで。この付近に住む古老から、話を聞いていただけだから」
伊吹「何の話?」
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2014/11/02(日) 23:54:04.47 ID:pak0Ri7S0
洋子「それに、“砂嵐”っていうのもあるんだって」
伊吹「砂の……嵐?」
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2014/11/02(日) 23:54:54.65 ID:pak0Ri7S0
伊吹「原野での戦いでは、もうアタシたちに勝つことが出来ない。
だから、砂漠に引きずり込んでやろうって考えかな?」
洋子「そういうこと。だから、こんなものを用意したんだ」
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2014/11/02(日) 23:55:39.14 ID:pak0Ri7S0
洋子「そんなことができるのが、伊吹ちゃんの天才たる所以だよね」
伊吹「アタシは別に、天才とかじゃないって!」
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2014/11/02(日) 23:56:08.50 ID:pak0Ri7S0
洋子「ねえ、伊吹ちゃん」
伊吹「なに? 洋子さん」
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