過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/12(水) 19:29:55.41 ID:7nqo4Ch10
勇者(衝撃の戦士さん舌打ち事件から三回ほど戦闘をこなしましたところ)

勇者(このまま順調に行けば予定通り日暮れ前には第一の町に着きそうである)

勇者(であれば、そろそろこの辺で昼食も兼ねた大休憩をとってもよいのではないか)

勇者(というのも、少し街道から外れるが、ここからちょいと西の林道を進んだところに綺麗な川があるのである)

勇者(ぶっちゃけ汗と返り血でスゲー体が気持ち悪いのだ。なに? お前ろくに戦ってねーだろって?)

勇者(甘いな。俺は魔物の死体から尻尾だったり羽だったり牙だったりをはぎ取るという雑用で結構働いてるのだ。何のためかというと報奨金を得るためである)

 ※魔物を倒した証として魔物の体の一部を提示することで国から報奨金を受け取ることが出来る。基本的には該当する国境内の城まで持っていかなければならないが、大きい街には『報奨省』と呼ばれる国の出先機関がある。

勇者(甚だ勇者らしくない雑用であるが武道家も戦士さんもこの辺のことをからっきし知らんので俺がやるしかないのである)

 ※魔物の種類に応じて提示する部位と、それに対する報奨金の額は国ごとに厳格に定められている。

勇者(僧侶たんにはこんな汚れ作業させられないしね!!)

勇者「というわけでみんな、ちょっと提案なんだけど……」

武道家「ん?」

僧侶「?」

戦士「………」

勇者(休憩を提案したところ、あっさり了承されました。やっぱみんな結構不快感感じてたんだろね)



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