過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/13(土) 23:39:33.86 ID:xox+vNXM0
騎士「それで、勇者は魔王討伐の旅を始めたばかり、と」

勇者「本当はスンゲー嫌だったけど、あのまま国に残るのもマジで嫌だったからね…だからとりあえず旅に出て、のらりくらりと行くつもりだったんだけど……」

勇者「一緒にパーティー組んだ奴らが皆志高くてね……何か予定外にマジな旅になってんすわ……」

騎士「へえ、パーティー組んでんのか」

勇者「うん。男二人に女二人」

騎士「女が二人! なら勇者お前、女の子とちょめちょめなんてすぐじゃねえか!」

勇者「ぶっちゃけ最初はそのつもりだったけどね。無理っす。もう無理っすわ。ミッションインポッシブル」

騎士「無理ってこたないだろ。いけるってやれるって」

勇者「やれねって。もうね、一人が超コンエーの。超ツンエー超コンエーの。んでもう一人と超仲良いの。手ぇ出せねって」

騎士「そんなにか……」

勇者「やばいよ。お前も見たらわかるよ」

騎士(見たらわかるの? 見た目がなんかもうゴリラなの? 何でこいつそんなゴリ女とパーティー組んでんの?)

勇者「俺のパーティーの話はもういいよ。騎士は一人で旅を?」

騎士「ああ」

勇者「やっぱりお前も魔王討伐のために旅をしてるのか?」

騎士「一応、そうだな」

勇者「一応?」

 そこで騎士は少し言いにくそうな素振りを見せる。
 が、やがて一口酒を含んで唇を濡らし、口を開き始めた。




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