過去ログ - ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 Spring breeze
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2014/11/04(火) 21:05:56.58 ID:RM+rBL8e0
リオル「・・・へ?」(CV:小清水亜美)
胴体の大半が青で首回りが黄色く、足と目の周りが黒で頭にも黒い二本の房があるポケモン「リオル」
小型の獣人に近い容姿をして、目は今の夕焼けにそっくりな程の輝かしいオレンジ色をしている
小柄ながらしなやかで強靭な体をしており、一晩で山3つ、谷2つを超える程の運動神経を持つと言われる
今度はリオルがロコンの言った事に理解が出来なかった。しかし、その意味がフワフワ浮遊する泡が目の前で止まった瞬間にわかった
リオル「・・・。ぬぁんじゃこりゃあああ〜〜〜!?」
リオルの叫び声が周辺にまで響き渡り、木々に止まっていた鳥ポケモン達が驚いてけたたましい程の鳴き声を上げながら飛び出してきた
パニックになりながら、リオルは自分の手を見たり、足やしっぽを見て、頬を引っ張ったりした
至近距離でリオルの叫び声を諸に耳の鼓膜に叩きつけられたロコンは、口を開けたまま気を失った様に立ったままポカーンとしていた
リオル「・・・。・・・ひゃうッ?!」
リオルは突然弱弱しい鳴き声を出して、ロコンは体をビクッとさせて我に返った
ロコン「ど、どうしたの!?どこか いたいの!?」
リオル「い いや なんか これさわったら じぶんでビックリしちゃって・・・。」
リオルが指したのは頭にある2本の房だった。
ロコン「そ そうだったんだ・・・。もう こっちも ビックリしたよ」
リオル「ご ごめん・・・。・・・それにしても。・・・」
リオルは改めて浮遊している泡に映る自分の姿を見た。そこに映っているのは確かにリオルであり、自分自身だった
リオル「(たしかに リオルに なってる・・・・でも どうしてだろう?なにも おもいだせない・・・)」
腕を組みながらリオルは何故自分がポケモンのリオルになったのか、思い出そうとしても何も頭に浮かんでこなかった
ロコン「・・・キミ なんか あやしいね。もしかして ワタシを ゆだんさせて だまそうとしてる?」
リオル「ちょっ! なにひとぎぎわるいこと いってるの!そんなことしないよ!」
リオルはロコンが自分の事を怪しんでるのに慌てて、腕を振りながら否定した
ロコン「ホントに?じゃあ なまえはなんて いうの?」
リオル「なまえ? そうだ なまえは・・・」
リオルは目を瞑って自分の名前を思い出そうとすると、房が浮き上がり精神力を高め始めた
ロコン「(わっ リオルのふさが ういてる!はなしには きいたことあるけど・・・。ほんとうに うかぶんだ)」
ロコンはリオルの浮かんだ房を興味津々に見ていると、リオルの体が小刻みに震えた
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