過去ログ - ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 Spring breeze
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[saga]
2014/11/04(火) 21:32:50.64 ID:RM+rBL8e0
リオル「・・・っく。はぁ〜っ・・・!はぁ・・・はぁ・・・」
リオルは息を止めていたかのように溜めていた息を吐き出した。それと同時に浮かんでいた房が沈んだ
リオル「ダメだ・・・。おもいだせない・・・」
リオルは少し辛そうに顔を歪ませて息を荒くしていた。額に汗が浮き毛に引っ付いて水滴になった
自分を落ち着かせようと深呼吸をすると、一晩で山3つ、谷2つを超える程の運動神経を持つと言われるだけあってか、すぐに落ち着きを取り戻した
リオル「よしっ。もういちど」
リオルは再び目を瞑って、精神力を高めていき房を浮かび上がらせた
リオル「っ・・・」
しかし今度はすぐに精神力が途切れてしまい、リオルは汗を一滴流した
リオル「こ こんどこそ・・・。」
ロコン「あっ・・・。リオル むりしなくていいよ?」
リオル「えっ?」
リオルは再び自分の名前を思い出そうと目を瞑ろうとすると、先程まで自分を疑っていたロコンが心配そうに見つめながら、そう言った
リオル「で でも ロコンはまだボクを うたがってるんじゃ」
ロコン「ううん。・・・だって そんなにまで ひっしにおもいだそうとしてるの みてたら こっちもふあんになっちゃうから」
ロコンはリオルが自分が疑ってるのに必死になって思い出そうとしている姿を見て、リオルは悪いポケモンではないと認識したようだった
リオル「そ そっか・・・。じゃあ もううたがってない?」
ロコン「うん。さっきは うたがって ゴメンね。・・・といのも さいきん わるいポケモンが ふえててさ・・・いきなり おそってくる ポケモンもいるし・・・
なんか さいきんブッソウなのよね・・・。」
その時、ロコンの後ろから誰かがロコンを突き飛ばした
ロコン「イタッ!」
リオル「おっと」
ロコンはリオルに向かって突き飛ばされたがリオルは反射神経の良さでロコンを抱きとめて、ゆっくり降ろしてあげた
ドガース「おっと ゴメンよ。」
ロコン「なんなの!いきなり!」
突き飛ばしたのはドガースだった。その隣にはズバットもいる。ドガースは憎たらしく笑いながら嘘くさく謝った
ロコンは突き飛ばしたドガースに向き直って、青筋を立てながらいきり立っていた
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