過去ログ - ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 Spring breeze
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[saga]
2014/11/06(木) 21:13:22.42 ID:eOPJMNJL0
リオル「・・・。ここに 来れば 何か手がかりがあるのかと 思ったけど・・・。やっぱり 何も無いや・・・。」
リオルは自分がロコンと初めて出会った海岸に来ていた。海の向こうから太陽が顔を出そうとしているのか、水平線に沿ってオレンジ色の光が砂浜を照らしている。
波の音だけが聞こえる海岸で、一匹佇むリオルは朝日を眺めた。段々と太陽が出てきて辺りが明るくなり始めた
リオル「・・・ん?。」
その時、何か光が目に当たってるに気付き横を向いた。太陽の光で反射されるように何かが光っていた
リオル「何だろう・・・。」
リオルは光っている何かに、近づいてみると砂の中に埋まっているのがわかった
リオルは膝を砂浜に付いて膝立ちになり、手で埋まっている何かを掘り始めた
すると、砂の中に埋まって光っていた、何かの全貌が明らかになってリオルは目を見開いた
リオル「こ これって・・・。」
リオルは掘って空いた穴に手を突っ込んで埋まっていたモノを引っこ抜いた。そして、出てきた物は・・・
リオル「帽子とゴーグル・・・だよね。飛行士とかが着ける・・・。」
それは茶色い革で内側はフワフワとした綿で作られた飛行士用の帽子と黒い縁のゴーグルだった
リオルは太腿に帽子とゴーグルを叩きつけながら砂を落として、中々落ちない砂はどうしようかと考えるとあっと声を出して突然走り出した
リオルは真っ直ぐ行くとプクリンのギルドがあり、右と左にも道がある十字路の交差点で、屋根の下に中心に水が貯まる様に掘られた岩が置いてある所で
水を使って砂を落としていた
一通り砂を落とすと、付着した水を振るい払った。水は冷えていたので手が少し悴んだが、そんな事は気にせずに、帽子とゴーグルを見た
リオル「・・・名前とか 書いてないのかな?」
リオルは帽子とゴーグルの至る所を見てみたが、何も書かれてはいなかった
リオル「無いか・・・。まぁ これが 人間の物と 決まったわけじゃないからね。ポケモンの 物かもしれないし。とりあえず 持っとこう」
そう言うとリオルは帽子を自分の頭に被った。まだ乾いていないので頭が冷たく感じたがすぐに慣れて、ゴーグルも付けた
帽子とゴーグルは奇跡的にリオルの頭にフィットしていた。リオルは水が貯まっている岩を覗きこんだ。
リオル「・・・。うーん 似合ってるじゃない。ボクにピッタシだ」
リオルは手に顎を乗せて、目をキリッとさせ恰好を付けた
リオル「なーんて してる場合じゃないや。ギルドに戻ろう」
リオルは自分でやって恥ずかしくなったのか照れ笑いをしてギルドに続く道を歩いて行った
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