過去ログ - ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊  Spring breeze
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8:[saga]
2014/11/04(火) 01:35:50.81 ID:RM+rBL8e0

 嵐が過ぎ去り、海の向こうに巨大な入道雲が晴天の空に浮いて見える、海辺で波が砂と一緒に打ち付けてくる


 海は太陽の光で反射され、まるで宝石の様に光り輝いている


 *「・・・。・・・・。・・・・・・。うう・・・・・・」


 乾ききった砂浜に一匹のポケモンが仰向けに倒れていた


 *「・・・・ふあぁ〜・・・だめだ・・・もうちょっと寝よ・・・」


 そのポケモンは薄ら目を開けて、状況を判断をしようとも考えていないのか何事も無く欠伸をして再び目を瞑った



 
 そして時間が経ち、空がオレンジと群青色に分かれ始め薄らと星々が見え始めた


 *「うーん・・・。」


 昨夜、雷のせいで目が覚めてしまったポケモンが、プクリンの形をしたテントの前で立っていた


 プクリンの形をしたテントの左右にポケモンをモチーフにしたトーテムポールと明かりを灯す、炎が燃えていた


 ポケモンは辺りをウロウロと行ったり来たりを繰り返しながら悩んでいると、不意に立ち止った


 *「いや。こんなことしてちゃ ダメ。きょうこそ ゆうきを ふりしぼらなくちゃ」


 ポケモンは意を決してプクリンのテントに入ろうと一歩踏み出した


 その時足元で軋む音が聞こえてた。


 *「ポケモン はっけん!!ポケモン はっけん!!」


 *「だれの あしがた?だれの あしがた?」


 *「あしがたは ロコン!あしがたは ロコン!」


 ロコン「わわっ!!」


 茶褐色の胴体を持ち、先端がカールした6本の尻尾を持つポケモン「ロコン」


 小型犬に近いキツネの様な姿をしており、ダークブラウンの瞳と小さな口、正三角形に近い丸っこい耳を持ってる


 頭の上にも尾と似た毛が3本生えており、尾と同様の橙色をしている。腹部は薄黄色である他、4本の足は半分より下側が胴体よりも濃い茶色をしている。

  
 ロコンは自分の事を誰かに呼ばれたのに驚き、後ろに飛び跳ねた


 ロコン「び びっくりしたあ〜!!」(CV:中川亜紀子)


 ロコンは焦りながら心臓をバクバクと鼓動を激しくさせ、落ち着かせると溜息をついた


 ロコン「・・・。ダメ。けっきょく はいる ふんぎりが つかないよ。きょうこそ・・・とおもって きたんだけど・・・」


 ロコンはションボリしながら何かを地面に置いた。それは不思議な模様が描かれている欠片の様だった



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