過去ログ - 依田芳乃「禁忌の大筒ー」 遊佐こずえ「じゅーねんほー」
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108: ◆2vQ.vRCmts[saga]
2014/11/11(火) 00:02:04.05 ID:VXO3yOSH0
続き

奏「…………」

蘭子「…………」

こずえ「とうちゃーく……まずはあなたたちのちからがひつようだねー」

こずえ「……らんこのたましいを……かなでのなかにくみこんでー……じかんをうごかしてー……きこえるー?」

奏(その声は……こずえちゃん!?……私は一体どうなっているの!?凛や蘭子……のあさんは!?)

こずえ(これがさいごになるけど……かくかくしかじか)

奏(……状況は理解したわ。でも何故、私と蘭子を?)

蘭子(何故か?〔何故ですか?〕)

こずえ「それはねー……かなでたちは、このせかいでのりんのたいせつなともだち……そして……あのたたかいにたつことのできるひとたちだから」

奏(…………蘭子)

蘭子(何ぞ?〔何ですか?〕)

奏(きっと今なら言わなくても分かってしまうのでしょうけど……あえて言うわ。凛を救いに行きましょう。現在(いま)も未来もひっくるめて)

蘭子(……無論!!我らは志を同じくする同士故に!!〔はい!!私達は友達ですから!!〕)

奏(ありがとう……あ……蘭子。熊本弁を頑張って使ってるみたいだけど……貴方の心は私に筒抜けだから、無理して使う必要は無いのよ)

蘭子(なぁぁぁぁ///……は……はい)

奏(さぁ……行くわよッ――!!)

凛「ぐっ、ぁぁあああああっッ――私は……負けな、いっ……!!」

少女は神威の暴風の中、罅割れ、内から血煙を吹きながら、今にも崩れそうなその身に渾身の力を込めて吼えていた。

のあ「……諦めてもいいのよ。貴方が諦めるのなら……また他の世界の私に懸けるだけ……」
凛「なら……尚更、諦めてられないね。……今まで憧れてきた、渇望してきた能力を使って……未来の自分と戦うなんて……誰にも出来ないことが出来る……こんな……こんなにも退屈しない時を……誰かに譲るなんて、私にはできないよ」

のあ「……流石、私とでも言うべきなのかしら。……でも、このままでは貴方は結局、終わりを迎える。……終わりにしましょうか」

凛「くっ……」



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