過去ログ - 依田芳乃「禁忌の大筒ー」 遊佐こずえ「じゅーねんほー」
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110: ◆2vQ.vRCmts[saga]
2014/11/11(火) 00:03:23.19 ID:VXO3yOSH0
奏「至高天(グラズヘイム)――」

今こそ、未来の友を踏破せんと光輝が猛り、破壊の愛が流れ出す。初撃はこの三柱の中で最も攻撃的で、破壊的な、蒼翼の乙女によるものだった。

高峯のあの未来における仲間の中で、もっとも鮮烈で、最も強く、艶美優雅であり続けたアイドル――

奏 蘭子「聖槍十三騎士団(ロンギヌスドライツェーンオルデェェン!!)――!!!」

故に彼女も、その覇道に懐かしさこそ覚えはしたものの驚きはしなかった。CGプロの精鋭を初撃から全員突撃させる所業を当然のものとして受け止めていた。

奏「はははははは、はははははははははは―――!!!!」

正に全力、それを出す境地を求めていたと、その祈りを流れ出させ、求められるがまま、蘭子がその思いを極限まで増幅し、高峯のあに射出する。

蘭子「そうだ!!これだ!!ああ……加減が出来ん!!(そうだ、これだ!!ああ、私、加減が出来ません!!)」

奏 蘭子「「おおッ……身が震える、魂が叫ぶ。これが歓喜か、これが恐怖か!!私は今……生きているッ!!!」」

奏 蘭子「「至高の天は此処に在り!!!」」

総軍(ファン)も含め総勢数百万にも及ぶ大軍勢を前にして。高峯のあは、グランドクロスを再び励起させつつ――

のあ「……美しい。そんな貴方に私は憧れを抱いたのよね……」

のあの宇宙に絶大な衝撃が走り、あわや必殺と思われたその時――

のあ「Ira furor brevis est. (怒りは短い狂気である)」

のあの咒と共に彼女の隋神相であるうづパカの口に既知世界の天体が凝縮し

のあ「Sequere naturam.(自然に従え)」

うづパカ「パカァァァァッ――!!!」

咒の完成と共に奏に向かって宇宙規模の大熱波として放たれた。

それは765の魔人達を滅却した技に他ならない。絶対の死をもたらす一撃。それを受けて――

奏「おおおおおおぉぉぉぉぉぉッ――!!!」

奏「舞えよ、我が戦乙女!貴方の勝利を私に見せて!!」

天上の至福を持って、彼女はその命に応える。

伊吹「焦熱世界・激痛の剣――!!!」

ぶつかり合う業火と業火。その規模や桁は遥かに違うが、しかし彼女には愛がある。しかもその愛は速水奏が築いた因果により、総てを飲み込まんとする爆炎と化していた。

奏「凛……受け取りなさい――!!」

奏が拮抗の際に生じた隙を利用し、解き放ったのは二つの少女。

その少女たちは

奈緒「はぁぁッ!!」

加蓮「せいッ!!」

凛の動きを止めていたグランドクロスを叩き割った。



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