過去ログ - 吹雪青葉古鷹「「「……邪魔」」」提督「っ!?」
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134: ◆UeZ8dRl.OE[saga]
2014/11/11(火) 21:29:42.12 ID:dBPhrOgV0
 深海棲艦との戦いは、常に命の危険が付きまとう。一瞬の油断が、簡単にその身を海へと還す。

 ――だからこそ、彼女達は誰よりも出撃を繰り返すことを望む。




 二つの砲撃が、目標から少し離れた地点で着弾した。黄色く光るイ級は、その身を正確に捉えた砲弾により力を失い、海中へと消えていく。
 そちらに一切視線を向けず、青葉と古鷹は向かい合って連装砲を構えたまま、笑う。


「(ワ・レ・ア・オ・バ)」

「(ふふ、挑発してるのかな?)」




「器用よね」

「アレじゃ誤射と言い張れないと思うクマ」

「満潮、球磨、貴女達も無駄口を叩いている暇があったら、残りを叩いて下さい」

「あらあら、加賀まで怖い顔しちゃダメよ?」

「戦いの最中に、あの様に笑え、と?」

「それはもっと怖いからやめてちょうだい」




 出撃すれば、三人は必ず戦果を挙げる。ただ、彼女達が満足のいく戦果を挙げられたことは、まだ、一度も無い。


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