過去ログ - 吹雪青葉古鷹「「「……邪魔」」」提督「っ!?」
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◆UeZ8dRl.OE
[saga]
2014/11/21(金) 12:51:56.27 ID:J58pkFNX0
艦娘は、提督を選べない。
提督は、艦娘を選べない。
その出会いがもたらすのが何なのかは、蓋を開けてみなければ分からない。
「吾輩が利根である。吾輩が艦隊に加わる以上、もう索敵の心配は――お主、何をしておるのだ?」
「『この部屋は盗聴されている可能性がある。適当に話を合わせながら筆談させてくれ』」
(と、盗聴じゃと!?)
「利根、良く来てくれた。俺達の鎮守府はお前を歓迎する」
「『少し前から秘書艦娘の三人の様子が明らかにおかしいんだ。その理由をお前には密かに調べて欲しい』」
「う、うむ、もう吾輩が来たからには心配はいらんぞ」
「『調べろと言われても、吾輩も来たばかりで右も左も分からんぞ? それに、共に戦う仲間を疑うような真似はしたくないんじゃが』」
「重巡洋艦は最上型、青葉型、古鷹型がうちには居る。まずはそこと顔合わせしてみるといい」
「『朝起きたら、俺が知らないうちに作られた合鍵で三人に私室に入られてた。他の奴等はそれとなく話を振っても、口を開こうとしない。もう頼れるのは新しく来た利根しか居ないんだ。頼む、俺を助けてくれ』」
「……そうじゃな、まずは同じ重巡洋艦達と会ってくるとしよう」
「『承知した、吾輩に任せておけ。その様な不安を抱えたまま艦隊指揮をされては困るからな、提督ならばもっと堂々としておれ』」
「……あぁ、そうしてくれ」
「『努力はしよう』」
「うむ、ではまた後でな」
(――ど、ど、どうすれば良いのじゃ!? 吾輩とんでもない鎮守府に着任してしまったのではないか!? 大見得切った手前、何もせんという訳にもいかん……それとなく協力してくれそうな者が居ると良いんじゃが……はっ!? もしやコレは吾輩を試しているのやもしれん。むむむ、どうすれば良いのだ吾輩は……)
類は、友を呼ぶ。
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