過去ログ - 吹雪青葉古鷹「「「……邪魔」」」提督「っ!?」
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309: ◆UeZ8dRl.OE[saga]
2014/11/23(日) 16:11:58.96 ID:VF1v1n5o0
 提督は知らない、自分を狙うのは鉛の弾ではなく金の矢だということを。
 彼女達は信じない、提督から向けられているのは愛情ではなく恐怖だということを。
 他の者達は目を背けている、既に仮初めの平和は崩れ始めているということから。

 ――狂気は、溢れ始めれば洪水のように全てを呑み込んでいく。




「曙、次の作戦のことについて話が――」

「それ以上近寄らないでよクソ提督、話ならそこで出来るでしょ」

「そう、だな……次の作戦は駆逐艦のみで行う。その作戦においての艦隊旗艦を曙、お前に任せたい」

「何で私な訳? 駆逐艦メインなら吹雪を旗艦にするのが普通でしょ」

「最近、吹雪を含めた数人の様子が明らかにおかしい。出来れば俺も吹雪に任せたかったが、今の彼女に任せるのは危うい気がしてな」

「ふーん……私はやってもいいけど、まずは吹雪に許可を得てからにして。秘書艦娘を差し置いて大事な作戦の旗艦とか、余計な軋轢生みそうだし」

「分かった、話をしておく。また後で詳しい内容については口頭で伝えるからそのつもりで居てくれ」

「分かったからさっさと行きなさいよ」




「――司令官、私じゃなくて曙がいいの?」


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