過去ログ - 吹雪青葉古鷹「「「……邪魔」」」提督「っ!?」
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469: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2014/12/11(木) 23:24:03.54 ID:oQfpbjib0
 壊れたナニカ達が、扉を破り中へと飛び込む。

 ――コイツ等が来たからおかしくなった。コイツ等を消せば、きっとこの人は正気に戻る。

「司令官、大丈夫です。私がついてます」

「司令官を洗脳しましたね、青葉は騙されませんよ?」

「提督、今助けます」

「なるほど、コレは解体してやった方が幸せかもしれん」

「武蔵さん、感心してる場合じゃないと思う、多分」

「いい加減に気付けよっ! お前達が見ている俺はただの虚像だ! 全ての行為は嫌われない為のご機嫌取りだ! そこに、特別な感情なんて無いっ!」

「ごめんなさい司令官、私が最初からこんな人達をここに通さなければ良かったんです……」

「(武蔵さん、朧さん、鎮圧は可能ですか?)」

「(可能だが、ここでは少し狭すぎるな)」

「(一度退いた方がいい、絶対)」

「――お前達、そこの男を元に戻して欲しいか?」

「戻せ、早く、今すぐに」

「戻さないと、コロシマス」

「そうか、ならばこっちだ! お前達の愛する男はこの武蔵が預かる!」

「離せっ! もう俺は艦娘には関わりたくない!」

「少し黙っていろ、気が散る」

「ぐっ……」

「提督っ!?」

「朧さん抱えて跳ぶなら先に言って下さい!」

「黙ってて、着地で舌噛む」




 窓から飛び出した四人を追う三人。皮肉なことに、彼女達はこの時初めて協力して戦うことを選んだ。


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