過去ログ - 遊戯「お前が俺のマスターか?」切嗣「なんなんだこいつは?」【遊戯王×fate_zero】
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/05(水) 01:45:07.53 ID:MTTVQ8/C0
切嗣は遊戯に屈した。

令呪を惜しんだわけではない。ただ、たとえここで令呪を使ったとしても心理戦で切嗣が遊戯に負けたという事実が覆ることはない。

切嗣(こいつは危険だ)

切嗣は厄介という時本当はそんなに厄介だと思っていない。自分の中ですでに対処法が出来ている時にこういう風に表現する。そして本当に危ない相手の時は危険と判断する。

暴れるしか能がないと思っていたセイバーが切嗣以上の知性を身に着けている。これは切嗣にとって恐れ以上の何物でもなかった。知性を持っているということは裏切られる可能性も考えなくてはならない。

知恵を尽くして虚を突き魔術師を撃つ切嗣は時として一の知恵が百の武力に勝ることを知っていた。そして切嗣は遊戯がどの程度の武力を持っているのか見当すらついていない。

令呪がある以上おいそれと裏切ることはないが知性があるならそれも怪しい。最悪の場合、切嗣は自分のサーヴァントと最悪の敵として戦わねばならない

遊戯「そうか、俺の名は武藤遊戯だ」

しかしそんなことを考えている切嗣を前に逆に先ほどの言い合いで満足したのか遊戯は穏やかな口調で言った。しかし切嗣はそれよりも前に遊戯の言ったことを反芻した。

切嗣(武藤遊戯?誰だそいつは?)

切嗣はほぼすべての英霊に通じていたが、その名前には聞き覚えが全くなかった。無論切嗣の知らない英霊の可能性もあるが和名の英霊は珍しく、またそれがエジプトの王の恰好をし、しかも心理戦において言えば自分を超えていてそんな妙な英霊を全く知らない等、冗談もほどほどにしてほしい。

切嗣(……英霊は全ての空間・時間の縛りを受けず召喚される。未来から来た、ということか?もしくは……)

遊戯「よろしく頼むぜ。マスター」

切嗣「……よろしく頼む」

切嗣はひとまず遊戯と友好を結ぶことにした


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