9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/05(水) 02:00:39.84 ID:Oe2J8qlDo
ことり「この子達、震えてる…。こんなに濡れて…」
花陽「拭いてあげなきゃ、タオル…っと……あっ、あった!」
花陽「ごめんね、綺麗なタオルじゃなくて……」
花陽「雨、止んでほしいねぇ…」
ダンボールの中の子達が寒くないように
カバンの中のタオル、掛けてあげよう。
しとしと降るこの雨はいつ止むのかな…?
ことり「あっ、天気予報見ると、夜には上がるみたい!」
花陽「よっ、良かった…。一日中じゃなくて…」
ことり「うん…。でも、それまでは……」
どうしよう…
私たちも雨が止むまでここにいるわけにはいかないし…
このままだと、私たちもずぶ濡れ…
ことり「花陽ちゃん、私の家まで走れる?」
花陽「えっ?」
ことり「ごめんね。傘、ここに置いていくから……」
ことり「ここからなら私の家が近いの…だから、行こっ!」
ねこさん達に自分のタオルを巻いたことりちゃんは
傘が雨を凌いでる事を確認して、私の手を掴んで足早に歩き出します。
徐々にペースを上げることりちゃんに置いていかれないように…ついていかなきゃ。
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