過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」雪乃「そうよ」
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136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/10(月) 23:16:06.64 ID:Eg0utQb7o
乙ー


137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/11/11(火) 12:13:00.83 ID:l1+YDUjI0

ロマンチックなプロポーズだ


138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/11(火) 19:00:43.84 ID:GcGrWqmAo
月がきれいの意味がわからない国語三位ではあるまいな


139: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:30:50.40 ID:LAvZBq5ro
かの夏目漱石が『I love you』を『月が綺麗ですね』と訳したというのは、あまりにも有名な話だ。

もう有名すぎて、夏目漱石の小説を読んだことのないやつでも知ってるレベル。おい、そこで因果の逆転しちゃダメだろ。ゲイボルグかよ。

さて、ついさっき、川崎にそれに近いことを言われてしまったわけだが……。
以下略



140: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:31:32.56 ID:LAvZBq5ro
もしも知っていたとしたら、川崎があのセリフのあとに取ると考えられる行動は――

川崎『べっ、別に、そういう意味じゃないからね!?』

――とかだろ。何この典型的なツンデレ。
以下略



141: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:32:30.99 ID:LAvZBq5ro
よく考えてみると、言われたのは直接的じゃないんだよな。ただ、俺の感想に同意しただけだし。

でも、それでも、ただの同意にあんな目をするだろうか。

月から離れた視線が俺に向いた時の川崎の目は、まるでそこに宇宙の全てがつまっているかと錯覚してしまうほどに、輝きに満ちていた。
以下略



142: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:33:18.10 ID:LAvZBq5ro
八幡「川崎がああ言ったのは、ただ満月で本当に月が綺麗だったから」

八幡「目が真剣だったのは、暗くて周りが見づらかったから。つまり俺に向けられた視線ではない」

LED。照明終了。
以下略



143: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:34:31.70 ID:LAvZBq5ro
八幡「さて、勘違いも解消したしギター弾くか」

フレンズのギターソロのところを完璧にしねぇとな。あそこミスったらマジでカッコ悪りぃ。

八幡「…………」
以下略



144: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:35:07.61 ID:LAvZBq5ro
二週間後

死ぬ気の練習のおかげもあって、俺たちのバンドはもうかなりの完成度になっていた。残るは最後の微調整程度である。

八幡「人間為せば成るもんだなー」
以下略



145: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:35:41.96 ID:LAvZBq5ro
俺がゲンナリしているのを見て心情を察したのか、材木座はそのまま続ける。

材木座「用なしで話しかけてはいかんのか?」

八幡「別にダメってわけじゃないが、友達でもないのに用なしで話しかけるとかないだろ」
以下略



146: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/11(火) 21:36:18.99 ID:LAvZBq5ro
八幡「んじゃ、用がないなら俺はか――」

ゴーインゴーインアロンウェーイ

八幡「む、電話……あれ?」
以下略



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