過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」雪乃「そうよ」
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187: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:34:23.52 ID:7Mu1hdmco
葉山「それに、戸塚とも出るんだろう?」

八幡「……ああ」

葉山「俺には君が楽しんでいるようにしか見えないよ」
以下略



188: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:35:13.60 ID:7Mu1hdmco
葉山「おっと、俺はオープニングアクトだからもう行かなきゃ」

八幡「先頭か。頑張れよ」

葉山「ああ、ありがとう」
以下略



189: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:39:53.64 ID:7Mu1hdmco
体育館の外に出て楽譜と歌詞をもう一度確認する。季節が変わって冷たくなった風は、ギタリストの指にとっては天敵だが、中に居場所がないから仕方ない。

やっぱ、ぼっちはギターなんてやるべきじゃねぇな。

〜♪
以下略



190: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:41:18.72 ID:7Mu1hdmco
The boxer
SIMON & GARFUNKEL

https://www.youtube.com/watch?v=qy1hXDOenOY


191: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:42:17.23 ID:7Mu1hdmco
ギターだけでおさめようと思ったが、気づいた時には声が出てしまっていた。

八幡「Looking for the places only they would know……♪」

八幡「lie-la-lie…♪ lie-la-lie-la-lie-la-lie…♪」
以下略



192: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:43:25.63 ID:7Mu1hdmco
背後に人の気配を感じる。

しまった、声が出ていた。しかもめっちゃ気持ちよく歌ってた。すげぇ恥ずかしい。

??「今の――」
以下略



193: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:44:27.28 ID:7Mu1hdmco
??「いいですよね、その曲」

八幡「そうだな。元気が出てくるっつーか……」

??「ギター……先輩もライブに?」
以下略



194: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:45:05.12 ID:7Mu1hdmco
??「そうだ! 周りにわたし以外でS&G好きな人いないんで、今度語りましょうよ!」

八幡「俺の百倍好きなやつがいるから、そいつを紹介してやるよ」

??「それ本当ですか!?」
以下略



195: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:45:39.03 ID:7Mu1hdmco
一通り確認が終わって体育館内に入ると、ちょうど俺たちの前のバンドのリハが始まるところだった。

戸塚「はちまーん、こっちこっち!」

大きく手を振る小さな天使が一人。ああ、ここは天国かい?
以下略



196: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:46:09.18 ID:7Mu1hdmco
まぶしいほどに証明のあてられたステージ。

そのほぼ中心に俺は立っている。

八幡「……やべ」
以下略



197: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/21(金) 21:47:07.40 ID:7Mu1hdmco
その時、俺の手がやわらかなあたたかさに包まれた。

顔を上げると、いつものように温和な微笑みを浮かべた戸塚の姿が目に入る。

戸塚「大丈夫?」
以下略



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