過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」雪乃「そうよ」
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51: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:17:32.78 ID:e8zHmbDxo
その夜

八幡「うがああああ……いてぇ……!」

八幡「そしてなぜ鳴らねぇんだ……一弦と二弦……」
以下略



52: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:18:26.39 ID:e8zHmbDxo
それから三週間が過ぎた。

今日は大事な用事がある。そのための準備が必要なのだが……。

戸塚「ねぇ、八幡。やっぱりピックは余分に買っといた方がいいよ?」
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53: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:19:11.36 ID:e8zHmbDxo
八幡「さて、俺が買わなきゃならないのは何だっけ?」

戸塚「シールドだよ。ギターとアンプを繋ぐコード。……あっ、この辺がシールドコーナーだね」

八幡「ほぅ、これがシールド……って高いな」
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54: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:19:52.14 ID:e8zHmbDxo
戸塚「僕ね、楽器屋さんは好きなんだ」

八幡「ギターとかたくさんあるしな」

戸塚「それだけじゃないよ。アンプだったり、カポだったり、スティックだったり、エフェクターだったり、楽器に関わるものがたくさんあるから好きなんだ」
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55: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:20:26.34 ID:e8zHmbDxo
八幡「……まぁ、なんだ」

戸塚「うん?」

八幡「また、来ような。用事とかなくても」
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56: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:21:43.23 ID:e8zHmbDxo
戸塚「そうだ、このピック買おうよ!」

戸塚が手に取ったのは白いピック。金箔の文字でfenderと書いてあって、硬さはミディアムだ。

八幡「……つまり、お揃い?」
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57: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:23:55.31 ID:e8zHmbDxo



――

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58: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:24:36.86 ID:e8zHmbDxo
一時間後

俺は学校の近くにある貸しスタジオの前にいた。

結衣「……緊張するね」
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59: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:25:10.94 ID:e8zHmbDxo
八幡「何だこりゃ……」

戸塚が予約した部屋に入ると、そこは、もう、何と言うか、バンド一色だった。

いくつも並ぶ大きなアンプに、ライブでよく使われるような立派なドラム。譜面台やマイクまで、何もかも揃っていた。
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60: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:26:23.29 ID:e8zHmbDxo
買ってきたシールドを繋ぎ、アンプの電源を入れる。

プワン。

そんな音がして、あとはジジジジ……と小さな音がする。
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