過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」雪乃「そうよ」
1- 20
54: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:19:52.14 ID:e8zHmbDxo
戸塚「僕ね、楽器屋さんは好きなんだ」

八幡「ギターとかたくさんあるしな」

戸塚「それだけじゃないよ。アンプだったり、カポだったり、スティックだったり、エフェクターだったり、楽器に関わるものがたくさんあるから好きなんだ」
以下略



55: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:20:26.34 ID:e8zHmbDxo
八幡「……まぁ、なんだ」

戸塚「うん?」

八幡「また、来ような。用事とかなくても」
以下略



56: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:21:43.23 ID:e8zHmbDxo
戸塚「そうだ、このピック買おうよ!」

戸塚が手に取ったのは白いピック。金箔の文字でfenderと書いてあって、硬さはミディアムだ。

八幡「……つまり、お揃い?」
以下略



57: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:23:55.31 ID:e8zHmbDxo



――

以下略



58: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:24:36.86 ID:e8zHmbDxo
一時間後

俺は学校の近くにある貸しスタジオの前にいた。

結衣「……緊張するね」
以下略



59: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:25:10.94 ID:e8zHmbDxo
八幡「何だこりゃ……」

戸塚が予約した部屋に入ると、そこは、もう、何と言うか、バンド一色だった。

いくつも並ぶ大きなアンプに、ライブでよく使われるような立派なドラム。譜面台やマイクまで、何もかも揃っていた。
以下略



60: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:26:23.29 ID:e8zHmbDxo
買ってきたシールドを繋ぎ、アンプの電源を入れる。

プワン。

そんな音がして、あとはジジジジ……と小さな音がする。
以下略



61: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:27:33.26 ID:e8zHmbDxo
三十分後

八幡「これは、マズイな……」

雪乃「ええ、まさか……」
以下略



62: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:28:08.86 ID:e8zHmbDxo
時間が来て外に出た俺たちは、道端で駄弁っていた。……俺以外。それなら俺たちじゃねぇな。

結局あれから多少は良くなったものの、まだ人前でやれるレベルではないので、各自『死ぬ気』で練習してくるようにとのこと。

……次の合わせ練までになんとかしないと、殺されるな。主に雪ノ下に。
以下略



63: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:28:48.46 ID:e8zHmbDxo
結衣「えっ、ゆきのんとカラオケ!? 行く行く!」

雪乃「ええ、あなたの場合、根本から叩き直さないといけないから。腹式呼吸もまともにできていないし」

結衣「エッ?」キョトン
以下略



64: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/11/06(木) 21:29:58.79 ID:e8zHmbDxo
こうして初めてのスタジオ練習が終わり、帰ろうとすると戸塚に呼び止められた。

戸塚「八幡……これからちょっといいかな?」

八幡「いいぞ」
以下略



420Res/205.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice